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「渋滞対策アプリの開発を」 アプリで身近な課題解決を目指す、Code for Matsumotoを発足

こんにちは、最年少松本市議会議員の青木たかしです。

昨日、現時点でわかっているイオンの渋滞対策をまとめた記事を書きました。

ここに書いた通りですが、この件はまた6月議会でも取り上げていきたいと考えています。
さて、5月18日夜、Knowersさんにてこんなイベントを実施しました。(臨時会や地域活動でバタバタしていて報告が遅くなりました・・・)


コードフォーとは、自治体がもっているデータを活用し、市民がアプリやウェブサービスを開発することで身近な地域課題の解決を図ろうとする活動。
アメリカを中心に広がっているものですが、会津若松市や金沢市、和歌山県などでもこの動きがあり、地域ごとにごみの収集日や分別方法がわかるアプリや、道路の陥没情報等を市民が撮影して送るアプリなどがこのコードフォーの活動から生まれ、各自治体で実際に導入されています。
市民の力とICT技術を活かすムーブメントを松本からも起こそう!ということで、「コードフォー松本」と冠した第一回目となるイベントを企画していました。
当日は20人強の参加者が集まり、松本市役所の方も交えながら、4つのグループに分かれてアプリのアイディアを議論。
その中で出てきたのは「市議会だよりや行政の広報が市民に届いていないから、関心のある内容が発信された時にプッシュ通知がされるアプリ」「災害時の情報を専門に送信してくれるアプリ」などが出てきましたが、一番多かったのは「交通」に関するもの。
特に、「渋滞」を解決するアプリのアイディアがすべてのグループから出され、想定していなかったので運営側としても困惑していまいました。笑


イベントの最後に選ばれた最も面白いアイディアは、「過去の交通量データから、目的地までの渋滞予測を日ごと、時間ごとに表示するカレンダーアプリ」で、これを次回以降、開発につなげられるか模索していきます。
次回は6月11日14時から。
今後も、今回のように非エンジニアの方でも参加できるアイディア出しの場を作りながら、松本にこの動きを定着させていきたいと思っています。

このイベントの翌日、5月19日には、議会の会議がありました。
松本市では松本選出の6人の県議会議員を市役所にお招きし、市政課題のうち県が担当する内容についての解決を要望する「県議懇」を半年おきに実施しています。
その要望内容について、あらかじめ市議会議員として意見する機会が事前に設けられるのですが、今回は「特に重要で県議と意見交換をする項目」にイオンの渋滞対策が盛り込まれることとなりました。


イオンの建物も完成し始めて、コードフォーでも見られた通り、日に日に渋滞問題に対する住民の関心は高まってきていると感じます。
開店まで残りおよそ4ヶ月、あらゆる場面・観点で、この問題に対してできることに最大限取り組んでいきます。
それでは今日はこの辺で。

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