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松本市民は市の現状や施策をどう評価しているのか?市民満足度調査の結果が公表

こんばんは、最年少松本市議会議員の青木たかしです。
先日、昨年度の市民満足度調査の結果が公表されました。

市民満足度調査とは、松本市の重点施策について、市民がどう評価しているか、実際の行動に影響を与えているかといったことを把握するためのアンケート調査です。
この対象は市内に住む20〜80歳の男女ですが、平成27年6月の一般質問で、「若者の意識・実態調査の実施」を提案し、平成27年度に市民満足度調査とあわせて実施されたことは先日書いた記事の通りです。

2017/05/09の記事

今回結果が公表された平成28年度調査では若者に特化した調査がされなかったのですが、今年は「市内の若者と出産・子育て世代の女性を対象とした意識調査」が単独で実施されることとなりました。
今年の結果は来年の3月に公表される見通しで、今後は全世代対象調査と若者対象調査を隔年で実施していくこととされています。
ここで得られた結果をもとに、市の政策の進捗管理が行われるとともに、今後の施策に反映されていくこととなります。
さて、今回実施された全世代向け意識調査の具体的な結果についてですが、市の現状で評価が高いものトップ5は、
1,全国有数の山岳観光地域である
2,安全な水を利用できる
3,日常生活で必要な医療を受けられる
4,安心して子どもを預けられる保育園、幼稚園、認定こども園がある
5,夜間、休日時に必要な医療を受けることができる
上位2つは地形的なものですが、今の市長の子育て、医療施策が評価されていると言えます。
次に、市の現状で評価が低いものワースト5ですが、
1,市民の交通マナーが悪い
2,自転車が移動しやすい道路ではない
3,歩行者が移動しやすい道路ではない
4,移動しやすい道路網ではない
5,市民の意見や考えを行政に伝えにくい
トップは、「松本走り」とも称される交通マナーへの対策について・・・。
その後も、交通に関するものが上位を占めており、この傾向はこれまでの調査と変わっていません。イオン出店による渋滞も心配される中、交通施策について重点的に取り組んでいきます。
5位の市民意見の項目は、伝えやすいと肯定的に答えたのは3割に留まりました。ここ5年でこの傾向は変わっていないようで、「市長への手紙」などもありますが、もっとわかりやすい形で市民の意見を拾い上げるような取り組み、機会が必要です。この点も注目して行きたいと思います。
次に、過去5年間で調査結果を比較して「施策の評価が高くなってきた」と統計的にわかったのは、
・出産、子育て環境の充実
・保育環境の充実
・青少年の健全育成
・危機管理体制の強化
・水道水の安定供給
・景観維持、保全の推進
・労働雇用対策の推進
・戦略的な観光施策の推進
・学校教育の充実
・学校環境の整備・充実
との結果が出ています。これらの全体はこちらからPDF形式で見ることができます。


こちらの結果も参考に、今年実施される予定の若者調査がどんな項目でなされるのか、その結果が前回と比べてどう出てくるのか、市のこれからの取組に期待しています。
それでは今日はこの辺で。

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