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イオンモール松本にはどうやって行けばいい?開店まで一ヶ月弱、イオンによる渋滞対策が発表。

こんばんは、最年少松本市議会議員の青木たかしです。
昨日のブログで書きましたが、イオンモール出店に伴う渋滞対策を検討する第3回交通対策会議が昨日、市役所で開催されました。
これまで市では「市街地路線バス(タウンスニーカー)を20〜30分に一本とすること」をメインの対策としていて、他のソフト対策はイオン主体で行うとされていたため、今回の対策会議でイオン側からの具体的な渋滞対策が発表されると見られていました。
以前私が書いたイオン側の対策の見通しについては、こちらの記事になります。

2017/06/22

そして、今回発表された対策が、本日付の市民タイムスに掲載されています。

概要をまとめると次のようになります。
1,イオン併設の駐車場は有料。料金設定や無料時間は検討中。
2,イオンでは「公共交通を利用してほしい」という呼びかけを行う予定で、実際に利用してもらうための金銭的なメリットとして次のものを用意するそうです。
市街地路線バス(タウンスニーカー)を利用し、かつ一定額の購入をした場合、帰りのチケット200円分を提供(開店後、当面は提供。有効期限は不明)
平田駅のパークアンドライドを利用した場合の優遇(詳細は不明)
・市街地にある商店街連盟の加盟駐車場12箇所を利用した場合のサービス券(無料時間や購入額は不明
・買物荷物宅配サービスを、一定額購入者に対して有料で実施。(条件によって無料になるかは不明
3,渋滞情報の発信による車両の誘導や抑制は次のものが挙げられました。
市内27箇所に車の誘導看板を設置し、渋滞が起きにくいルートを設定
・チラシとホームページで公共交通の利用案内を掲載
ラジオとホームページで渋滞情報、イオン併設駐車場の空き情報を発信。
開店後数ヶ月は、イオン周辺に留まらない広範囲に誘導員を配置(場所や人数は不明)
以上です。イオン側によるハード対策については、冒頭の記事に詳しく書きましたのでそちらをご覧ください。
先日の記者会見でも、市街地に有る商店街連盟の12箇所ある加盟駐車場を活用することが表明され、これを活用することを対策として重視しているようです。記者会見の内容はこちらの記事から。

2017/07/31

商店街連盟の駐車場のうち、普段空いているのが約900台分ほどあり、イオン併設の駐車場約2300台とあわせておよそ3000台以上の駐車場を確保していることになりますが、ここで車による来店客を全て迎え入れる想定のようです。よって、シャトルバスや、臨時駐車場は現段階では用意しないとされています。ただし、ソフトオープン以降、深刻な渋滞が発生した場合には、設置することも考えているとのこと。
年間800万人の集客目標のため、休日は3万人ほどが来ることになります。3000台という台数では限りが有るため、周辺地域の方を中心に、多くの方に公共交通で来て頂かないと対応できなさそうです。
また、提携駐車場を探す時に車が市街地をぐるぐる回ることになってしまうため、それによる渋滞も懸念されます。市内の駐車場の空き情報をリアルタイムで知るシステムがあればいいですが・・・。
そして、イオン併設駐車場を有料にするということは、駐車場にはゲートが設置されることとなり、これを一台ごと開閉した場合、それを待つ車によって待機車列が車道に続くことも想定されます。渋滞発生時には常時開けておくような対応等が必要となりそうです。
シャトルバスや臨時駐車場が設置されないというのは想像していたのと違いました・・・それで大丈夫とする根拠が明かされるのか、また調べていきたいと思います。これ以上の対策はもう発表されないでしょうから、今公表されている中で、実際に私達はどのようにイオンに行くことになるのでしょうか。
例えば、私の住んでいる松原からイオンに行く場合、次のような方法があります。
1,平田駅のパークアンドライドに駐車 → 平田駅から松本駅へ → 松本駅から20分に一度のタウンスニーカー(路線バス)でイオンへ
2,車でイオンに向かう → ラジオやホームページで渋滞情報と駐車場の空き情報を確認 → 道中に配置されている誘導員の指示も確認しながら、イオン併設駐車場が満車であれば、市街地にある商店街連盟の提携駐車場へ →(提携駐車場の場合)徒歩か、レンタサイクルか、タウンスニーカーでイオンへ
3,路線バスで松本駅(あるいはイオン周辺)に向かい、そこからバスを乗り継いでタウンスニーカーでイオンへ
1の平田駅パークアンドライドは、今でも利用率が高い上、慢性的に渋滞する国道19号を横断する必要があり、3の方法も含め、買物荷物を有料(?)で宅配してもらう必要があります。
また、どの方法をとっても、タウンスニーカーが渋滞に巻き込まれてしまうといったことも考えられます。このお盆期間中も、お城に向かうタウンスニーカー北回りが混雑し、40〜50分の遅れが出ていたようです。

本日付市民タイムスより
最後に、昨日の記事で書いた中町通りの社会実験との関連について。この記事に書いた通り、中町通りは社会実験で左折しかできないようになりました。

2017/08/17


本日付市民タイムスより
これと誘導看板、誘導員による車両誘導で、本町や大名町、中町通りを買い物客の車両に通させないようにし、現在比較的渋滞の少ない、1,国道143号から日の出町を通るルートと、2,あがたの森通り(駅前通り)を通って秀峰学校前から向かうルート へ車両を通すことを想定しているようです。
イオンによる対策の総論は以上ですが、全体的に詳細が未だ明らかとなっておらず、その早期公表が待たれるところです。各詳細については改めて別の記事で書いていくこととします。

昨日から、サマフェスがはじまってます。

本日付市民タイムスより
青年会議所もスタッフとして参加していますので、是非ご参加ください!
それでは、また明日。

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