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村井駅は3階建て駅ビル方式へ。駐車場を駅周りに整備することができるか。自由通路を自転車が渡れるようにできるか。

こんばんは、最年少松本市議会議員の青木たかしです。
本日、村井駅整備推進協議会が開催され、出席してきました。

これまでの経過や詳細なイメージについては次の記事をご覧ください。

2018/03/23
2017/10/12

現在、JR東日本との調整を行っている最中で、駅の図面等、詳細なものは来年度以降に出てくることになります。予定通り、来年度中には概略設計、2020年度には駅前広場の実施設計を行い、2022年度の供用開始を目指しています。
3階建ての駅ビル構造となり、改札は3階部分にできることになります。3階まで階段で上がるのは大変なように思えますが、今の村井駅の改札内にある階段が既に高い位置にあり、今より階段が50センチ高くなる程度のようです。
ただ、3階建てとなることから、建設費用は高くなります。基本的には市の負担となるため、その建設費用がどの程度になるのか、今後の課題となっています。
推進協議会としては、3階建てによってできたスペースに、次の施設を入れることを要望しています。
・福祉ひろば2号館
・芳川出張所分室
・多目的コミュニティ施設
・図書の予約受け取り、貸出返却
・駅そば、パン屋、売店、自販機
・エアコン付き待合室(実施予定)
・東西口それぞれに多機能型トイレ
国からは、松本市全体の立地適正化計画の考え方について、モデル都市の指定を受けており、村井駅の整備を進めることがそのモデルケースのひとつとして認識されているといった推進材料もあるといった話題もありました。
来春頃にはある程度の概要が示されるようで、その頃に住民説明会を再度開催してほしいとの要望も出されました。
さて、ここで現時点で注目しておきたいポイントをいくつか挙げたいと思います。
1,自由通路を自転車通行可能とできるか
村井駅付近の踏切は通行量が激しい一方で幅が狭く、自転車で横断するのは危険な状況にあります。アンケートでも自転車利用者は多く、東西口に駐輪場を設置することとなっており、自由通路を自転車も渡れるようになれば、安全性も高まります。
全国の事例を見れば、自由通路で自転車が通行可能な駅もあり、日頃の管理をどうするかという調整が必要なようですが、今後の検討が注目されます。
ちなみに、地元要望では、自転車を入れられるエレベーターの設置が要望として挙げられています。
2,駐車場を村井駅に設けられるか
村井駅は立地適正化計画上において、交通の結節点であり、公共交通機関で乗り換える駅と想定されています。それに対して、平田駅はパークアンドライド駐車場も併設され、自家用車から電車に乗り換える駅として位置付けられているようです。
ただ、松原に住む私もそうですが、国道19号をわたって平田駅に行くよりは、村井駅で乗り換えができたほうが便利な市民も多く、村井駅周辺で用事がある場合、有料駐車場もないということが結構不便に感じます。
現在、東口西口それぞれに有料駐車場が設置できるか検討されていますが、市として整備する敷地がないということが問題になっています。
建て替えにあたって、今回JR貨物の不要となるスペースが生じるのですが、そのエリアをどう活用するかが、JR貨物側で白紙状態となっているようです。地元地域から要望があれば、それを聞きながら検討をするということもあるため、白紙の今の段階で、地域要望を出すことも有効であると考えています。
3,西口駅前から北の笹賀踏切方面への道路拡幅はできるか
市道との連結や歩行者・交通者の安全確保の観点で、こちらも推進協議会から要望が挙げられていました。市の方で測量を進めているようで、整備案をいくつか示すことができないか、現在市の方で取り組みを進めているとのことですので、次回の会議でその続報が待たれます。
以上、主な懸案の一部を挙げてきましたが、今もそれぞれの機能や要望について、どのように対応できるか、市として検討を進めています。
長年懸案とされていた項目であり、地元地域の期待も大きい事業であることから、まずはその進捗がしっかりと図られるよう、議会でも推進していきたいと思います。

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