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イオン渋滞対策で、市によるパーク&ライド駐車場の新設が明らかに

こんばんは、最年少松本市議会議員の青木たかしです。
9月開店と言われるイオンモール松本の渋滞対策について、市による新しい対策が明らかになりました。
市役所にて、関係団体による渋滞対策会議の第2回が27日に開かれ、そこでいくつか対策案が挙げられました。
会議の参加者はイオンモール、県、町会連合会、商業団体と松本市です。
今回の目玉は、郊外のパークアンドライドの実施を明らかにしたこと。
パークアンドライドとは、目的地の途中までは自家用車で行き、途中の大型駐車場で車を止めて、その後バスや電車で目的地まで行くことです。
既に市内では、平田駅の西側に設置されており、利用率も良好とのこと。
12月議会の答弁でもあった通り、松本市では平成26年にイオンが出店した場合の渋滞シミュレーションを行っています。

2017/04/22のブログ記事

これに基いて、イオン付近に900台分の駐車場を確保することを目指しているということです。
この900台という数字は、市の予想している渋滞抑制目標である、自動車で来店する人を全体の6割に抑えるための台数。
12月議会質問でも、自動車利用率を7割から6割に抑えられれば、一定の渋滞抑制効果があると答弁がありました。
パークアンドライドを新設する場所については、
松本IC付近
美須々周辺などの市北部

が挙げられています。
ここで100〜200台を確保し、
既存パークアンドライド208台 + 民間駐車場500〜600台
を活用し、900台分を確保しようという動きとのこと。

今回示されたパーク&ライドの件ですが、この駐車場からイオン又は市街地までの公共交通の充実が欠かせません。
その全容はまだはっきりとせず、会議の中でも疑問の声が相次いだようです。
そもそも、あえて遠くの駐車場からバスに乗り換えてイオンに行くというのは手間も費用もかかります。
このコストに見合うようなインセンティブ・メリットを用意する必要があります。
イオン開店まで残り4ヶ月。
事前にできることについては、漏れがないように議会としても聞いていきたいと思っています。
ご意見あればお寄せください。