松本城の赤い橋はどうして渡れない?
こんばんは、最年少松本市議会議員の青木たかしです。
明日の臨時会でイオンの渋滞対策について協議会にはかられるのですが、連日その質問準備やその他の事務作業・打ち合わせが重なっていて、今日はこんな時間になってしまいました・・・
今日は松本城のことについて簡単に書きたいと思います。
松本城を撮影した写真を見ると、よく一緒に写されているこちらの赤い橋。
この橋は埋橋と書いてうづみばしと読みますが、白黒のシックな松本城を引き立てる赤のワンポイントとして、市民にも観光客にも、お馴染みの橋となっています。
しかし、以前から橋の強度の問題で通行止めとなっていて、これを渡って城内に入ることができないようになっています。
お城のそばを通るたびに、「この橋が渡れるようになったらもっと観光客の人が喜んでくれそうなのに、なんで修理しないんだろう?」とよく思っていました。
実際、周りの人からも結構この橋のことについて聞かれるのですが・・・
松本城の赤い橋は「埋橋(うづみばし)」と言います。
この橋、強度が足りず通行止めなのは勿体無いと思っていましたが、江戸時代にはなかったもので、あとから架けられた橋とのこと。
そのため埋橋には文化財的価値がなく、補強されずにいるのですが、デザイン・観光的にはいいので難しいところ… pic.twitter.com/7TwSiRS5rT— 青木たかし(最年少松本市議会議員) (@aoki1230) 2017年5月16日
この橋は、江戸時代当時にはなかったもので文化財的価値はないものの、景観的・デザイン的にはとてもよいため、この扱いに課題を残しています。
これを渡って城内に入れるようにすると、観光としてメリットがある他、現在市が検討をしている城内観光客の避難誘導にも使うことができるようになります。
しかし、江戸時代当時のお城を再現すべく、南・西外堀を復元している中、本来なかった赤い橋を残すのはいかがなものなのかという見方もあり、また、これを通れるように補修するためには、何百万円の費用では収まらないという試算も。
この橋を撤去するのか、補修するのかということは、まだ市としての方針が定まっておらず、今もそのまま補修されずに残っているという状況になっています。
非常に難しい問題で、私もどうするのがいいのか悩むところです。
今年度から教育民生委員会に所属することになっており、この松本城についても教育施設として所管することになります。
来週、担当する各部署から概要説明を受ける機会があるので、その場でこの点について聞いて行きたいと思っています。
それでは明日は議会ですので、今日はこのあたりで。
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