こんばんは、最年少松本市議会議員の青木たかしです。
本日は奈川の方へ視察に行ってきました。

これが工事中のトンネル内の様子。奥の方がほこりで霞んでいますが、粉塵を取り除いた空気を外に排出しています。

これが今の掘削場所。火薬を使って掘削していますが、爆破させるときにはトンネル入口の防音扉を閉めているとのことでした。

現在のルートでは
・トンネルが狭く、観光バスなどの大型車が対向車線にはみだしたりすれ違いができない箇所があり、渋滞が発生してしまう。（線形不良箇所が５箇所、建築限界不足箇所が５箇所）
・現状のルートでは平成２１年度には３回の落石があり、災害による危険性や通行止めのリスクがある。（防災危険箇所が１１箇所）
といった状況があり、安全面・観光振興面からトンネルの改良工事が切望されていました。
「トンネルが狭くて危険だからもう行きたくない」といった観光客の声もあったというような話も聞いています。
この写真のピンクが現行ルートで、赤が新ルートです。（雨で濡れてシワシワに・・・）

これらのことから、現状の曲がりくねったルートではなく、新しいルートを掘削し、制限速度も毎時６０kmで通れるものを作る予定です。
国の方で予算がつかないと工事が進まないのですが、工事完了予定時期は国から示されていません。
多くの予算がつけられて、早くこの工事が完了し、安全・安心なトンネルが確保されるよう、国に要望を続けていきます。
それでは今日はこの辺りで。
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