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お知らせ・ブログ

松本市が行っている、商店街や商店主の活動を支援する補助制度について

こんばんは、最年少市議会議員の青木たかしです。
今日は村井商工親和会の経営セミナーへお邪魔してきました。

各地域にある商工親和会にて、商店主が活用できるような助成制度を紹介する内容で、網羅的にまとめられていたので、ここでも紹介したいと思います。
◯松本市商店等グレードアップ事業補助金
既存の小規模商店が取り組むユニバーサルデザイン化する店舗改修を支援する制度
整備例
・車椅子に配慮してトイレの床面積を広くする
・洗面台、流し台を整備する
・トイレを洋式化する
・出入り口を広げる
・蛇口をひねるものから自動感知式やレバー式のものにする
・出入り口の段差を解消する
・自動ドアを設置する
・階段に手すりを設置する
・メニューの外国語化
飲食店、公衆浴場、理・美容院などの小規模事業者で、平成27年4月1日以前からある建物であれば利用できる制度。
補助率は10分の3ですが、市街化区域なら10分の4以内、市街化区域で商業地域や近隣商業地域なら10分の5以内に補助率の上乗せがあります。
制度の期間は平成31年度までとなっていて、それまでに集中的に取り組んでもらうことを目指したものとなっています。
平成27年度は10件で飲食店が多く、平成28年度は12件の実績があったとのこと。
工事着手以降は対象外となってしまうため、事前申請が必要な制度となります。
この他事業者が利用できる制度として、商店街で3ヶ月間空きとなっている店舗を賃貸して出店する場合に家賃が補助される制度や、新規開業する際に家賃と融資の利子を補助してくれる制度があります。
◯ものづくり中小企業に対する支援制度
1,販路拡大支援事業補助金
新市場を開拓したい、販路を拡大したい場合に、展示会や見本市に出店する費用を補助する制度
2,人材育成事業補助金
経営力を強化したい、技術力を向上させたい場合に、指定団体が主催する研修を受講する場合に受講料を補助する制度
3,活性化支援事業補助金
大学研究機関と連携して、共同研究や技術開発を行い、新製品を開発したり、新分野・異分野への進出をする場合にかかる経費を補助するもの
◯商店街が使える地域活性化の助成メニュー
1,商店街活動強化事業
商店街が共同で行う販売促進に繋げる活動を支援するもので、オリジナルグッズやガイドマップを作成するなどの経費が補助される
2,商店街まちおこし事業補助金
商工祭りなど、商店街が行う個性ある誘客イベントにかかる経費が補助される
3,商店街賑わい創出事業補助金
歩行者天国を伴う誘客イベントの出演料・会場費・装飾費・原材料費などの経費が補助される
4,商店街街路灯LED化
街路灯のLED化が補助され、電気代節約にもつながる
5,商店街共同施設設置事業補助金
商店街が設置する共同施設(街路灯、駐車場、駐輪場、会館、事務所)の一部が補助される。LED化してあれば、街路灯修繕費も補助対象。
これらの他にも、低利率の融資制度や商工会議所が支援してくれる事業承継や販路拡大、IT導入、軽減税率対応レジやシステムの導入補助についても紹介がありましたが、市の商工課、あるいは商工会議所で相談をすれば詳細を教えてくれます。
制度の使いやすさやニーズについては意見もいただいているので、積極的に事業展開し、地域おこしのために頑張っている商業者の後押しができるように、議会でも取り組んでいきたいと思います。
それでは、また明日。