松本市のシェアサイクル、来年4月に導入予定。有料で24時間貸出、返却可能。その設置箇所や料金設定はどうなる?
こんばんは、最年少松本市議会議員の青木たかしです。
台風21号の被害に続き、北海道では未明に最大震度7の地震が発生し、多くの死者・安否不明者・負傷者が出ています。
厚真町は震度7 北海道内で史上初の観測 気象庁:朝日新聞デジタル https://www.asahi.com/articles/ASL96530CL96UTIL04K.html
松本市の災害対策については、私もいくつか記事にしているので、私のこのホームページで「防災」「地震」といったワードで検索していただければ幸いです。6月議会で松本市の避難所について質問をしています。よろしければ御覧ください。
さて、本日は、昨日の話題(
)に引き続き、松本市で次世代交通の一環として導入予定となっているシェアサイクルについてです。
8月23日付市民タイムスより
これまでコミュニティサイクルと呼ばれてきましたが、今後松本市ではシェアサイクルと呼称を改めることとなりました。これまでの検討経過はこちらを御覧ください。
導入予定は来年2019年4月。24時間いつでも利用可能で、どの拠点(サイクルポート)でも貸し借りができます。スマートフォンを使って、自動で登録・解錠・決済を行います。
料金体制は各自治体によって様々です。
・仙台市:103円/60分(以後103円/30分)、月額会員(30分/回)1,543円/月
・岡崎市:50円/15分(24時間で上限1,000円)
・奈良市:120円/30分
・和歌山市:100円/30分、1日パス500円、月額パス2,500円
事業者をどうするか、どこにいくつサイクルポートを設置するか、料金体系をどうするかといったことは、公募プロポーザルによって選定することとなりました。
サイクルポート配置、料金体系、事業費用を事業者から公募し、市で組織した委員会で評価して、効果的な提案をした事業者を選択して導入することとなります。
先行して導入されていた安曇野市では電動アシスト機能付きの車両を使っているとのことですが、松本市ではその機能の有無は問わないこととなっています。
市で目安として検討しているのは
・サイクルポートを松本バスターミナル、美術館、芸術館、松本城等の中心市街地9箇所
・料金は30分間で100〜200円
・当初は100台程度の車両導入
を想定しているとされています。
これまで使われていたレンタサイクル「すいすいタウン」はどうなるかというと、観光客を中心に緑色の車体を見かける方も多いと思いますが、利用が好調となっていることから、当面はそのまま継続するとのこと。しかし、報道では、2021年度末には廃止することを考えているとされています。
シェアサイクルは、公共交通を補完する機能を持っていて、バスや電車からシェアサイクルを使い、徒歩ではいけなかった目的地に寄って、そこから別のバス停を乗り継ぐといったこともできるようになります。
また、例えば30分200円となってしまうと、他の交通手段と比較して高い料金となってしまうことから、その価格設定も重要です。
電動アシストがついたり、定額制の料金形態が設定されたり、パークアンドライドや観光地のそばにポートが設置されたりすれば、一層使い勝手も良くなるため、そういった事業者からの提案がなされることを期待します。
それでは、また明日。
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