新庁舎建設基本計画(案)の市民懇話会・市民説明会に参加。パブコメは12月19日(木)までとなっているのでお早めに。
こんばんは、松本市議会議員の青木たかしです。
本日は新庁舎建設基本計画案について、市民の意見を聴取する説明会・懇話会が開催されていたので、両者とも傍聴してきました。来週11日午後の一般質問でも取り上げる予定です。
説明会のようす
12月7日付け市民タイムス
現在、市議会では継続協議中となっていますが、パブコメを特例で先行実施しています。ぜひみなさまのご意見をお寄せください。
松本市役所新庁舎建設基本計画(案)に対するご意見をお寄せください(パブリックコメント実施中) 松本市ホームページ https://www.city.matsumoto.nagano.jp/smph/shisei/kikakuseisaku/shintyosya/pub_com_kihonkeikaku.html
以下、新庁舎建設基本計画案に関する市民懇話会・市民説明会のおおまかな内容です。
1,市民懇話会 傍聴約3名
・松本城と本庁舎の間にある、空間を分断している道路をどうするのか。車通行を止めて公共交通のみとするなどしては。
・ここに内環状北線からの通過車両を多く通すとなれば、松本城公園との調和・連続性・周辺景観・バスからの導線について、通過車両で空間が分断されることについては整理をしてほしい。周辺道路を含めた整備のあり方を考え、追記すべき。
・若い人の意見を聞いて、庁舎建て替えに反映してほしい。
・文化財保護について、天守を中心だから影響がないというのはおかしい。世界遺産登録にすることを優先として、それにあわせて新庁舎建設を。世界遺産登録に影響を与えることはないという言い方は、市民に違和感を与えるので書き方を修正すべき。
・組織再編などで、庁舎への集約人数は調整可能なはず。
・議会要望がそのまま載っていて、言いっぱなしで市民意見や精査なしに進むのはおかしい。市民懇話会として議会面積についても、アプローチすることを要請してほしい。
・事業費に対する市民不満がある。コンパクト+ネットワークが人口減少を反映している説明が丁寧にほしい。
→ 実際の推計は難しいが、触れて追記したい。一方、事務は複雑・多様化していて、職員数が順調に減っていくかは不明。
・浸水対策について、気候変動により、想定を超えることは十分想定すべきだ。1000年に一度の対応を。
・駐車場をどうするのか。駐車場について、地下駐車場や立体駐車場など、どういう手法があるかは記載すべき。
・6ページのまちづくりに関しての記載は、本来庁舎の話ではなく、その周辺のまちづくりのあり方、外部空間との関係性を記載すべきである。その精査を。
・ICTシステム導入前と導入後の結果測定ができるように準備を
・UDは福祉部の予算ではなく、誰もが対象となるべき予算として考えを改めてほしい
・仮庁舎の移転含めたコストの目途もつけるべきだ
2,市民説明会 参加者約22名
Q:一期建替えをする場合、仮庁舎はどうするのか?
A:令和2年度から、市有施設でスペースの確保をしていく。仮庁舎を建てず、民間施設を借り上げる。
Q:眺望スペースが今もあるが、今後も設けるか?
A:眺望を楽しむスペースは確実に確保する。
この他、
・駐車場スペースはどうするのか
・なぜ災害に弱いところに建てるのか、経過を含めて説明を
・新庁舎建て替えの経過・世界遺産登録への影響・事業費へ用地補償費等が含まれていないことについて
といった意見が出され、当局側との応酬がありました。
今回の懇話会・市民説明会を踏まえて、来週11日の一般質問で議論をしていきたいと思います。