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お知らせ・ブログ

「真の楽都松本実現」のために議員として取り組んだこと。

こんばんは、最年少松本市議会議員の青木たかしです。
本日付の信濃毎日新聞で、「アマチュア音楽家演奏会 通年化」という見出しの記事が出ています。
これまで、松本駅をはじめとした中心市街地エリアでは、アマチュア音楽家の方々が「ウェルカムストリートライブ」という演奏会を行っていました。
これは「楽都松本」の取組の一環として、まちなかで生演奏を市民や観光客に聞いてもらうという内容のものでしたが、その実施している期間はセイジ・オザワ松本フェスティバル中だけとなっていました。
松本は楽都と称されるだけあって、音楽文化ホールなどの音楽施設が充実し、セイジ・オザワ松本フェスティバル期間中にはそれらの施設で世界から注目されるような一流の音楽を楽しむことが出来ます。
特に小澤征爾氏が指揮するコンサートのチケットは、販売開始後、世界中から注文が殺到し、すぐに売り切れてしまうほどです。
ただ、これは工芸の五月などにも言えることですが、せっかくの芸術活動も特定の期間中しか行われず、また、大半の演奏が屋内で行われていることで、松本市民がそれらの音楽に触れる機会が限られている実態がありました。
「楽都に暮らしている」という実感を持たない市民もいると指摘されることもあります。
地元民が自分たちのまちの魅力や特徴を知らないでいることはあまりに勿体無いですし、市民が市外、国外の人に松本をPRする機会を失っていることにもなります。
私は松本のまちで、日常的に、屋外で、観光客だけでなく市民が音楽に触れられてこそ、真の意味での「楽都」であると考えています。
私が議員に当選した直後の平成27年6月議会で、はじめての一般質問の際に、このように通年で音楽に触れられる取り組みをしてほしいと提案をさせて頂きました。
そして、平成28年12月議会で、改めてその取組みを提案したところ、担当部から、「実行委員会を組織し、平成29年度から実施する」との答弁をいただきました。
冒頭のウェルカムストリートライブの実績から、その演奏会を通年化する思いが市と実施団体にもあったようで、その要請を議会からも働きかけた結果となりました。

当初予算もつき、「楽都・まつもとライブ」として4月23日16時から、松本駅で初回のジャズ・クラシック演奏が実施されます。
今後は毎月2〜3回演奏が行われるとのことで、今後見かけたら是非、間近で立ち止まって、「楽都」の雰囲気を一緒に醸し出して頂けたら幸いです。
楽都のまちづくりに向けて、今回の「ウェルカムストリートライブ」以外にも、市民の方による様々なアプローチでの取り組みがこれまでも行われてきました。
これら楽都のまちづくりとあわせて、学都のまちづくりについても、より市民が実感を持てるような提案、議員活動をしていきます。
それでは今日はここまでで。