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お知らせ・ブログ

松本に暮らす20〜30代の意識・実態調査結果が公表されています。

こんにちは、最年少松本市議会議員の青木たかしです。
2年前の市議会議員選挙では「若者世代の取り組みを充実する」ことについて訴えさせて頂きました。
その取り組みの一環として、この取り組みについて一般質問した件について今回は報告したいと思います。
質問したのは議員になって初議会の平成27年6月議会
思い入れも強かったので、初めての議会でこの件については質問をしています。
若者世代に対する政策について市長がどのように考えているのかを質問した後、「若者世代に関するデータがなく、政策を進める上でも市として実態調査をするべきだ」ということを質問しました。
平成27年6月定例会一般質問録画配信(3人目)
http://www.city.matsumoto.nagano.jp/sigikai/rokuga/rokuga/2015/2015-06/rokuga20150622.html
そのときの答弁で実態調査を実施することが表明され、平成27年の市民満足度調査に合わせて20〜30代の若者世代に対する実態調査が行われました。
平成27年度 松本市市民満足度調査結果
https://www.city.matsumoto.nagano.jp/shisei/manzokucyousa/shimin_manzoku.html
ここの70ページからが該当箇所となります。
これによると、市内の若い方には次のような特徴があるとされています。(以下一部抜粋)
・松本市での居住意向は、約 7 割が継続した居住意向を示している。

・暮らしの中での孤独感は市外出身者が市内出身者よりも強く感じており、47.5%に達している。また、生活の中で困ったときに頼れる人がいないとする回答は、市内出身者は約 10%なのに対して市外出身者は約 30%にのぼっている
・子どもの人数は、理想より最終的に持つ予定の人数が少なくなっている。
・希望する子どもを産み、育てるために必要なこととして、男女とも「経済的な課題の解消」が最多であげられている。女性は「職場の子育てに対する理解促進」、「柔軟な働き方を容認する職場」 も次いであげられており、働く意向がある人が継続して働きながら子育てできる環境の促進が一層求められる
・男女とも就労者の8 割は、希望にあった雇用形態であると回答している。また男女とも 7 割近くが、仕事に対して比較的満足している。
・仕事への不満も、約 3 割が「特に不満はない」と回答している。不満の内容として最も多くあげられたのは「給料・待遇」で男性では 36%、女性では 30%近くになっている。
・働く理由として最も多かったのは「生活のため」が男女とも 60%以上となっている。女性では、「自分を成長させたいから」が 12.5%で、男性よりも多い。仕事に対してモチベーションが高く、意欲的に取り組んでいることがうかがえる。仕事を継続することと、結婚、出産や子育てといった希望を実現させるための支援強化が必要である。
・現在生活の中で悩んでいることは、「老後の暮らしやお金」、「仕事」、「経済的なこと」、「子育て」がほぼ同数であげられている。
・暮らしの中で大切にしていることは、「家族との時間」が半数近くで最多である。家族との暮らしを営む上で必要な経済的側面、子育て等が悩みとして多くあげられているといえる。
・同世代に誇れる市の魅力は、自然環境の項目である「清らかな水や空気、豊かな自然」、「雄大なアルプス」、「都市と自然のバランス」が上位にあげられた。
・「行政からのサポート」、「行政・家族からのサポート」がそれぞれ必要であると答えた若者は、一方でその半数近くが行政への関心は低いと回答している。
この他にも、グラフとともに調査結果と解説をPDFで読むことが出来るようになっています。

この調査をもとに、市政の若者世代における課題として、
・若者、特に市外出身者のコミュニティの確保
・意欲をもって働く人が結婚、出産、子育てできる支援
・行政サポートを求める若者に対する周知や接点の確保
が挙げられますので、調査を受けての対応策、支援策について質問を今後していきたいと考えています。
また、毎年やっている全世代対象の市民満足度調査も、交通が相対的に満足度が低かったりと、見ていて面白いので、ぜひ一度ご覧頂ければと思います。
それでは今日はここまでで。

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