「防災トイレの自宅備蓄」がなぜ必要か?
こんばんは、最年少松本市議会議員の青木たかしです。
昨日のお昼12時過ぎ、松本地域で震度3の地震がありました。
お昼の地震は震度3でした。
最大震度3の地震、長野県中部 https://t.co/jrRCLAbYEv
— 青木たかし(最年少松本市議会議員) (@aoki1230) 2017年5月7日
いまこの地域は大規模地震発生確率全国1位ということで、今回は地震に備えた防災備蓄について書いていきます。
信大生主催の防災について考えるイベントが明日、松本で開催されます。
一般参加もオーケーとのこと。
写真は本日の市民タイムス記事より。 pic.twitter.com/hwaha7NPwU
— 青木たかし(最年少松本市議会議員) (@aoki1230) 2017年4月29日
信州大学生が地域の防災意識を高める一環としてこのようなイベントが実施されています。
この回では非常食などがテーマとして取り上げられていました。
これら備蓄品の中でも、まだ家庭備蓄が進んでいないと言われているのが「防災トイレ」。
松本市議会でも、「防災トイレの家庭備蓄を進める支援の導入」が総務委員会で政策提言としてまとめられ、市長に対して提言予定となっています。
なぜ防災トイレが注目されているか?
災害の備蓄品を考える際に、食料や飲み物はイメージがしやすいのですが、意識しないと見落としがちなのがトイレをどうするかということ。
熊本地震が起きた時、食料や水といった物資は全国から集まった一方、トイレの問題が起きていたといいます。
コンビニや避難所のトイレに行列ができて行きたくても行けず、またそれらも多くの人が使用し、汚物がそのまま放置されていることもあるなど、衛生的に使いづらいという状況が発生しました。(画像をここに載せるのははばかられるので、実際に見てみたい方は検索してみて下さい。)
このような状態になると、トイレに行くことが億劫となり、なるべく行かなくていいように水や食料を制限するようになります。
そして、これが車中泊で起こりやすくなるエコノミー症候群などの二次被災につながると言われています。
もう一つ、避難生活を送る中で、水が流れなくても自宅のトイレが使うことができるのであれば、そこで簡易トイレを使う方が精神的にも落ち着けるということもあります。
市でも簡易トイレが2〜3日分備蓄されていますが、トイレ事情が安定する3日間〜1週間は自宅の備蓄で対応できるようにしておくと安心です。
この他にも、どんな備蓄品を準備したらいいか、どんなことを知っておいたらいいか確認したい方は、松本市が作成したこちらの「防災マップ」の防災学習面の確認を!
松本市防災マップ
http://www.city.matsumoto.nagano.jp/hazard/02_dbook/
今後も個人レベルでできる防災の取り組みについては更新して行きたいと思います。
それでは今日はここまでで。
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