こんばんは、最年少松本市議会議員の青木たかしです。
今日は教育民生委員会協議会がありました。
今回議論された内容のひとつは、松本城の安全対策について。
先日、松本城天守の耐震診断結果が公表され、震度７の地震発生時、天守が一部倒壊するということがわかりました。

中でも、乾小天守（この写真の左側の小さい方の天守）については、倒壊するということが診断結果として判明しており、松本城天守の観光客の安全対策をどうするかが市役所では検討されていました。

今回結論として出されたのは、倒壊リスクの有る乾小天守については、耐震工事が完了するまで入場を禁止するということ。
そして、避難誘導や応急処置の専門資格を持った警備員を城内１０箇所に１０人配置し、万一の際の避難誘導を迅速にするといった内容でした。
また、一番大きな大天守については従来通り入場可能とししますが、混乱を防ぐため、天守に同時に入っている人数を減らすための入場制限をより強化するとのこと。
混雑時には、天守に４００人以上がいる状態だったのを、今は５分ごとに３６人入場させることで、３６０人程度におさえているようですが、７分ごとに２７人の入場とすることで、さらにその人数を抑えようとしているとのこと。
せっかく来たお客さんは、当面松本城のすべてを見学することはできなくなりますが、命を守る安全対策が最優先であることから、今回の対策案については了承とさせていただきました。
太鼓門も常時公開が検討されており、今後の活用と安全対策については万全とできるよう、私もしっかり取り組んでいきたいと思っています。
それではまた明日。
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