市立病院建て替えは、平成34年10月開院を目指す。緩和ケア病棟新設と、病室の個室化へ。
こんばんは、最年少松本市議会議員の青木たかしです。
松本市では、菅谷市政4期目の公約「次世代のためのハード整備」として、松本市役所、市立博物館、市立病院の建て替えが進められています。
そのうち、博物館と病院については議会として特別委員会を設置して、現在建て替え方針について協議をしている段階です。
市立病院は平成34年10月に開院を目指していますが、14日に基本計画の骨子案が特別委員会に出されました。
11月15日付市民タイムスより
1,新しい市立病院の特徴は?
・松本医療圏の基幹病院の一つとして、西部地域を中心に急性期・回復期医療を担う
・2025年以降も公立病院として持続可能な施設とし、215床以内の病床とする
・終末期のがん患者の苦痛を和らげる緩和ケア病棟を新設
・人間ドック等の健診を行える「健康管理センター」の新設
・感染対策とプライバシー保護のため、病室は個室化し、差額ベット代を取らない
・医療相談室を集約した患者サポートセンターの設置
・患者への案内や説明が一箇所でできる総合窓口の設置
・全27診療科は社会情勢に応じて随時見直していく
2,建設候補地は工場跡地のため、現在土壌汚染の調査中
宮地エンジニアリング松本工場跡地を建設候補地としていますが、工場跡地という性格上、化学物質による土壌汚染の可能性があります。
そこで、現在宮地エンジニアリング側が費用を出して土壌調査を実施しています。
この結果は、本年度末までに出されるとのことで、土壌汚染がない状態で、市は取得をする予定です。
ところで、この用地は56,200㎡の敷地があり、これを一括取得するとされていますが、病院用としては3万㎡で足りるため、残りは市長部局が別の事業で使うこととされています。
まだその用途が決まっていないということで、今後特別委員会ではその用途について議論されていくことになります。
質疑の中では、国道の渋滞対策や上高地線の駅を病院近くに移動することについて質問がありましたが、今後検討していくとされていますので、また詳細については報告していきたいと思います。
それでは、また明日。
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