バスロケーションシステムを10月に導入へ。カラマツ材住宅への補助や花時計公園噴水の修繕など、松本市の新規事業
こんばんは、最年少松本市議会議員の青木たかしです。
先週から2月定例会が開会し、当初予算説明会が実施されています。あたらしい多くの取り組みが実現されていますので、この30年度で実施される事業と、質問して明らかとなった事項をご報告します。カッコ内は事業費です。
・地区公民館35館と、勤労者福祉センターに無料Wi-Fiを導入。(3549万円)
・野村総研の成長可能性都市ランキングで指摘されていた「目に見えた産業創発の実績」を作るため、クラウドファンディングを事業者が実施する際、かかる手数料を市が負担し、30年度に3件の実施を目指す。(366万円)
・将来的に財源が不足する公共施設の建替と改修に向けて、施設を統廃合する計画を立て、平成37年に総面積の10%、平成57年に20%を削減することを目指す。(223万円)
・熊本地震の際に課題となった、地震時に支援物資を集積する場所を確保するため、平瀬口に集積拠点を整備し、平成31年度の完成を目指す。(債務負担1億2977万円)
・30年度に15箇所増設し、全45箇所ある小中学校に防災備蓄倉庫を配置する(5291万円)
・電話による詐欺被害が一向に減少しないため、被害のきっかけとなる電話機で物理的に対策をするため、メッセージ機能、着信拒否機能、録音機能を備える電話機を高齢者世帯180戸に貸与する。H29に被害34件を、H30に26件を目指す。(249万円)
・防犯重点地区である松本駅前の防犯カメラ3台を最新機に更新し、さらに5台増設する(739万円)
・まつもと市民芸術館を適切に運営するため、舞台・施設設備や建築物の老朽化、経年劣化及び破損について、開館15年目となる平成30年度から3カ年で舞台設備関係を中心に大規模改修工事を予防的に実施する(12億3934万円)
・竜島温泉せせらぎの湯にチップボイラーを導入し、民間事業者への普及を図る。H31までにはもう1施設導入する。(4190万円)
・中2を対象に学校健診でピロリ菌検査を実施する。(279万円)
・未満児における待機児童対策として、島内保育園を増築することでH33から48名受け入れを目指す。(債務負担2163万円)
・保育士の負担軽減のため、保育業務補助者をH30に51人配置(2877万円)
・保育士とこどものため、全保育園と幼稚園の3歳以上児室及び保健室機能のある事務室にエアコンを設置する(債務負担2億3125万円)
・カラマツ材を使った住宅建築に1件あたり10万円の補助を出し、H32までに累計60件利用を目指す。(206万円)
・野村総研の成長可能性都市ランキングで指摘されていた「目に見えた産業創発の実績」を作るため、ICT拠点施設(H31完成)を作る等によって工業製品出荷額をH39に6206億円を目指す。(3011万円)
・旧井上デパートに新たに大型観光バス駐車場を平成30年11月に設置し、管理棟新築と交差点改良を実施する(3億1953万円)
・村井駅周辺整備として、駅のバリアフリー化の概略設計を実施し、東側のアクセス道路整備に向けた用地測量を実施する(6005万円)
・東西南北4コースを20〜30分間隔で運行する他、案内人の配置、観光案内誌への広告掲載、バス車両の購入を実施(1億5370万円)
・平成30年10月にバスロケーションシステムを導入(848万円)
県主体で取り組み、県のアプリ「信州ナビ」でバスの位置がわかるようになる。初期経費は848万円。年間維持費は123万円。
・花時計公園の噴水にて、足元の砂利がはがれて鉄板がむき出しとなっている部分の修繕を実施
以上が主な新事業です。
念願のバスロケーションシステムや、花時計公園の噴水修繕は、これまでも重ねて要望をしてきましたが、ついに実施していただけることになりました。
また、クラウドファンディングの組成支援という市としての新しいチャレンジもあり、ぜひ多くの事業者から応募があることを期待しています。
来週月曜日に最後の当初予算説明会があるため、またそこで説明された事業を改めて報告したいと思います。それでは、また明日。
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