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松本市は中核市を目指す。方針案のパブコメが実施されます。移行目標日の2020年4月1日は延期の可能性も。

こんばんは、最年少松本市議会議員の青木たかしです。
本日2月議会が開会となりました。
開会にあたって市長の提案説明もあり、
小平奈緒選手に対し市民栄誉賞を送ることとした
・来年度せせらぎの湯にチップボイラーを導入する
・待機児童は1日も早い解消を目指す
・野村総研の提言もあり、松本市でICT人材育成による産業創発にも重点を置く
などといったことを明らかとしました。
その後、当初予算説明もありましたが、詳細は明日から三日間の予定で行われる当初予算説明会で説明され、そこで質疑ができるので、また明日以降お知らせしていきます。
本会議終了後、全員議員協議会が開催され、懸案事項であった中核市への移行に関する方針案が示されました。

2017/08/03
2017/05/22

注目されていた移行に伴う市の持ち出しである財政負担は、
初期経費:15億9,730万円
経常的経費:毎年1億2,230万円
であると試算されました。
それを踏まえて、今回議会で諮られたのは、次の2点です。
1,松本市は中核市を目指して取り組みを進める
・主体的なまちづくりの推進を図る
・市民のまちづくりにより関与するような保健所を設置し、健康寿命延伸都市として独自の健康福祉政策を展開することで、日本のモデルとなるような保健所の在り方を提示する
・先進的なまちづくりと市民サービスの向上を図る
ことを目的として、中核市移行を目指して取り組みを進める。
2,移行期日を見直す
獣医師や医師などの専門職の人材確保策など、諸課題が山積しており、移行期日目標であった2020年4月1日を見直すことが示されました。

質疑応答では、移行期日について質問をしたところ、
・今年度の検討を経て、課題はあるが移行に対して前向きである
・市長任期中に移行することが基本ではあるが、課題のクリアに時間がかかれば、延期となる
・移行期日も含め、改めて全員議員協議会で諮る
とされました。今回議会としては了承として集約されましたが、この他、国からの交付税措置や財政見通しが報告書通りとなるのか、専門職確保策はどうするのか、保健所は県との共同設置とするのか、それとも市の独自策を示すために単独設置とするのかといった点が不確定要素として残っているため、移行期日決定を諮る協議会の際には、その点についてしっかりお聞きし、慎重な政策決定を求めていきたいと考えています。
また、今回パブコメを実施することとなっています。報告書も添付されるそうなので、この機会に市にご意見をお寄せ下さい。
それでは、また明日。

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