受動喫煙を防げ!信州大学生が罰則規定を求める陳情書を提出するも、委員会で不採択に。パブリックコメントは21日まで。
こんばんは、最年少松本市議会議員の青木たかしです。
先日一般質問が終わりましたが、その報告は改めて書きたいと思います。
本日は、先週の委員会で審査された、受動喫煙対策について。
12月5日付け市民タイムスより
信州大学のサークル「CHANGE」が、市に対して受動喫煙対策に関する陳情書を提出しました。ちなみにこちらの団体ですが、昨年12月にはバスロケーションシステムとバスICカード決済導入に関する陳情・請願書も提出しています。
こちらのバスロケーションシステムですが、当初より遅れているものの、今年度中には導入される予定とのこと。
今回の請願内容は、市でパブリックコメントを実施している「松本市受動喫煙防止に関する条例骨子案」について。この条例では、屋外喫煙禁止エリアを設定することとなっていて、そのエリア内での喫煙をした人に対して指導員が指導することとなっています。これに対して、将来を担うこどもたちのために、「実効性を担保するため」に過料を課す、つまり、罰金を取ることをするべきではないかという趣旨のものが学生から提出されました。
実際の趣旨説明文も公開されています。
提出した陳情書の文面と、趣旨説明の際に使用した原稿です。受動喫煙対策について議論するきっかけとなればと思い掲載します。 pic.twitter.com/B8xrWffxuy
— 地域参画プロジェクトCHANGE (@CHANGE_shinshu) 2018年12月13日
これに対して、松本市議会教育民生委員会では、一人の議員を除いて「不採択」と判断されました。「市民モラル・良識を信頼すべきだ」等という理由が挙げられましたが、請願者の学生は、新聞のコメントで、「モラルを信じるのが現状に照らしてどうか疑問もある」としています。
12月14日付け市民タイムスより
こちらの陳情書ですが、本日趣旨説明に行き、委員会による審議の結果、不採択という結果になりました。詳しくは後日また報告しますが、まずは市民モラルに期待をして条例を作りましょう、ということでした。何故このような結果になったのか、どうしていくべきなのか。議論を続けていこうと思います。 https://t.co/FE7tIbTEwI
— 地域参画プロジェクトCHANGE (@CHANGE_shinshu) 2018年12月13日
条例案に関する報道の中でも、喫煙に関する市の協議会のアンケートでは、過料を課すことに9人が賛成し、4人が反対だったと言われています。今回の条例については、12月21日までパブリックコメントが実施されており、インターネット経由でも提出することが可能なため、ご意見のある方は、ぜひこちらのリンク先から提出をお願いいたします。
受動喫煙対策の松本市条例案が示されました。現時点では罰則規定なしとなっています。ぜひコメントをお寄せください!
(仮称)松本市受動喫煙防止に関する条例骨子(案)に対するご意見(パブリックコメント)を募集します。 松本市ホームページ https://t.co/yQgQVLjppO
— 青木たかし(最年少松本市議会議員) (@aoki1230) 2018年11月26日
それでは、また明日。
■
SNSの登録をお願いします。
twitter@aoki1230
Facebook青木たかし
Facebookページ青木 崇