松本市の少子化対策のひとつは、はじめての出産、子育てのときの不安を取り除くこと
こんばんは、最年少松本市議会議員の青木たかしです。
本日管内視察。
松本市内の教育民生委員会が担当する部署のうち、懸案になっているものを視察します。
はじめは建て替え検討中の松本市立病院。
中信地区ではじめて、人工透析を自宅でできるようにしたそうで、実際にやっているのは県内11人、全国でも567人だそうです。— 青木たかし(最年少松本市議会議員) (@aoki1230) 2017年5月26日
1日かけていろいろなところを視察したのですが、その中のひとつが筑摩の子どもプラザに設置された「子ども子育て安心ルーム」。
ここには「母子保健コーディネーター」と「子育てコンシェルジュ」と呼ばれるスタッフの方がいらっしゃいます。
こちらは平成28年10月に始まったばかりの制度ですが、この2人体制で妊娠から出産、子育てにわたって切れ目のない相談体制を構えていて、情報提供や助言、関係する機関へのつなぎ役などを担っています。
市内に「妊娠から子育てまで、困ったときになんでも相談できる場所」があることで、子育てに対する親の不安を少しでも減らしてもらおうという狙いがあります。
そして、そんな子育て支援の体験が、長期的には第二子、第三子の出産につながってもらえたらという願いもあるようです。
この子育て支援の取り組みは、自治体が取り組める少子化対策として重要なアプローチのひとつであると感じています。
実際の相談件数は、昨年10月から今年の3月までで607件。
この筑摩の子どもプラザで好調な利用状況だったので、今年度からは「小宮こどもプラザ」にも設置されています。
全国の事例を調べてみると、静岡県掛川市では平成26年から同様に子育てコンシェルジュ事業に取り組んでいますが、こちらは家庭訪問も行っているとのこと。
静岡県掛川市子育てコンシェルジュ事業
http://www8.cao.go.jp/shoushi/shoushika/kiremenai/pdf/no4pdf/kakegawashigaiyo.pdf
松本市の子育て環境が一層充実するよう、どこかの機会で視察にいき、松本に持ち帰ることができたらと思っています。
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本日は他にも、
先日記事にした松本城(松本城が震度6強〜7で倒壊することが判明)の中を視察。
震度6強で倒壊するおそれがあるとされている乾小天守にも登閣し、昭和の大改修の際にどんな耐震をされているのか説明して頂きました。
見えにくいですが、角を支柱で支えています。
今回の管内視察を通して受けた説明をもとに、一年間の委員会審議に活かしていきます。
それでは今日はこの辺りで。
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