自宅のブロック塀が凶器に!地震で崩れ、人に被害を与えてしまうかも
こんばんは、最年少松本市議会議員の青木たかしです。
 昨年4月に発生した熊本地震から、1年以上が経っています。
 熊本城の崩落のことについて、発生から5ヶ月後の昨年9月議会で取り上げ、松本城でも石垣カルテの作成が検討されると答えがありました。
この9月議会の時に、あわせて取り上げたのは「ブロック塀の倒壊対策」について。
 一見頑丈そうに見えるブロック塀ですが、対策のとられていないものは地震の揺れに弱く、倒壊しやすいことが知られています。東日本大震災や、同年の松本地震でも多くのブロック塀倒壊が発生しました。
 
 この状況になると、特に道が狭い松本ではその道が塞がれ、緊急車両が通れなくなり、避難や救助の妨げになるのですが、私が議会で取り上げようと思ったのはこれを知ったからです。
 熊本地震:「飲もうって言ったのに」…受け止めきれぬ死 – 毎日新聞
 http://mainichi.jp/articles/20160418/k00/00m/040/066000c
 この熊本地震で29歳の方が、倒壊したブロック塀の下敷きとなり、亡くなられました。亡くなられた方にはご冥福をお祈りします。
 市内を意識して見わたすと、古いブロック塀というのはいたるところにあります。自宅にブロック塀がある場合、そのそばを歩く人にとっては凶器になり得ることを知っておく必要があります。通学路にある場合などもまた注意が必要です。
 ブロック塀は個人の持ち物であるので、対策としては、所有者にその危険性を知って頂き、維持管理・補強等していただくことが必要です。
 松本市では、家庭・事業所でブロック塀を解体して生垣を設置した場合に、補助金を交付する事業に取り組んでいます。また、自宅のブロック塀が安全か確認されたい場合、自己診断が可能な「ブロック塀点検表」も市で配布しています。
 昨年9月議会の一般質問では、これら対策について質問し、市からは、地域と協力しながら啓発・対策を強化していく方針が表明されました。
 詳しくお知りになりたい方はこちらのサイトでご確認いただくか、私にご連絡頂いても構いません。
 ご自宅の”塀”は安全ですか? 松本市ホームページ
 https://www.city.matsumoto.nagano.jp/smph/kurasi/sumai/sumai/taishin/burokkubei_oshirase.html
 生垣設置補助金交付事業 松本市ホームページ
 https://www.city.matsumoto.nagano.jp/smph/kurasi/enjo/jutaku/ikegaki.html
 松本で想定される大規模地震の対策をあらゆる角度から検討し、少しでもその被害が抑えられ、安心できるような体制づくりに努めていきます。
 それではまた明日。
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