松本城公園におけるイベントの代替会場となる「南・西外堀復元事業」と「内環状北線整備事業」の計画が3年遅れることに。
こんばんは、最年少松本市議会議員の青木たかしです。
イオンモールはソフトオープン4日目となりましたが、9月議会もまだ開会中です。
本日は、教育民生委員会と建設環境委員会の合同委員会が開催され、内環状北線整備事業と南・西外堀復元事業がそれぞれ3年ずつ計画が遅れるということが報告されました。
ここは松本城公園で実施されているイベントの代替会場となる予定で、ここが完成するまで、公園内でのイベント開催を自粛要請するという内規が以前まで設けられていました。
◯南・西外堀復元事業とは
松本城を囲む外堀は、南西部がL字型に欠けてしまっています。明治期以降、コイの養殖のために藩士たちに払い下げられ、その後埋め立てられ、現在は住宅・商店などが建っています。城下町再生のため、数十年来の懸案だった外堀復元の事業が進められています。昨年末までに約43%の用地を取得しました。
松本城南・西外堀復元に関わる事業計画概要版より、復元されたイメージ図
◯内環状北線整備事業とは
松本城~大手2丁目交差点間の約280メートル区間 で、広い歩道などを設置することでイベントスペースに活用し、松本城周辺の活性化につなげようとしています。昨年末段階で約52%の用地を取得しました。
松本城三の丸地区整備基本方針より
これまでにおよそ半分の用地を取得してきましたが、今年3月に税務署前にある松本市医師会の市医師会館が、税務署横にある旧地方事務所跡地(雪捨場や駐車場として活用中)に移転することが決まり、医師会館跡地に、同じ二の丸町会への移転を希望していた残り半分の住宅等が移転する方向性が示されました。
この方向性が決定されたことによる発掘調査が必要なことや、移転する住人が高齢であることから、それぞれ完了時期が次のように遅れることが、今回の報告内容でした。
内環状北線整備事業:平成31年度完了予定 → 平成34年度完了予定
南・西外堀復元事業:平成33年度完了予定 → 平成36年度完了予定
冒頭に示した通り、ここは広い歩道を活かして、松本城公園でのイベントの代替会場となる予定となっています。
松本城三の丸地区整備基本方針より
3年の遅れというのは残念ですが、市民の立ち退き・移転を伴う案件でもあるため、慎重かつ着実に進めてもらうことが求められています。これらの事業の進捗に伴い、松本城が見える景色も生まれています。
松本城:天守はっきりと 南西外堀復元へ建物撤去 /長野 – 毎日新聞
https://mainichi.jp/articles/20160208/ddl/k20/040/112000c
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19日の市民タイムス一面では、衆院選に向けた記事が掲載されていました。国政選挙について、こんなことが知りたいということがあれば、コメント等お寄せ下さい。
また、月曜日はイオンモール周辺や市街地を歩いてまわりました。記事にもありましたが、歩行者が増え、車とのあり方についての課題が改めて浮き彫りになっているように感じています。詳細は改めて記事にします。
19日付市民タイムスより
それでは、また明日。
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