松本市は中核市へ2021年4月に移行。保健所は独自性発揮のため単独で設置し、新庁舎建設に合わせて二段階設置へ。
こんばんは、最年少松本市議会議員の青木たかしです。
今日は台風21号が上陸し、その影響で市内でも一部地域に停電が発生しているようです。
強い風が吹いており、市内での農作物等への被害が心配されます。不要不急な外出はお控えください。
寿、岡田、浅間温泉等の一部地域で停電が発生しています。詳しい情報はこちらで確認できます。 https://t.co/Hb9w2oZYkC
— 青木たかし(最年少松本市議会議員) (@aoki1230) 2018年9月4日
さて、松本市議会では昨日から9月議会が開会しています。
今回は会派の他の議員さんが登壇されるため、私は一般質問には立ちませんので、委員会審議に力を入れたいと思います。
開会初日、市から「中核市へ移行すること」と、課題解決の方向性が示されました。
中核市に2021年4月1日に移行すること、保健所を第1段階で合同庁舎内の食堂跡に単独設置し、第2段階で新庁舎建設と絡めて単独設置することが議会で了承されました。
連携中枢都市圏の形成については、当面考えないものとすることも示されています。— 青木たかし(最年少松本市議会議員) (@aoki1230) 2018年9月3日
4日付市民タイムスより
昨日示された主な内容は次のものです。
1,中核市への移行は2021年4月1日
当初目標より1年延期となったものですが、人材確保や保健所設置の課題解決のため、この延期が必要と判断されたものです。
2,保健所は単独設置で、まず合同庁舎旧食堂スペースを改修して開設し、2025年の新庁舎建て替えの際に、新庁舎内あるいは別の場所へ、合同庁舎から移転する。
「2段階設置」と呼ばれ、一部実施が困難な業務については、それぞれの段階で県への委託を検討するとしています。
3,連携中枢都市圏の形成は、中核市に移行して、自治体としての体力を備えてから。
4,中核市推進室を設置し、正規職員4名と嘱託職員1名を配置。
5,移行による初期経費が15億7730万円、毎年の経費が1億2230万円となる見込み。
中核市移行の目的について、「市民に最も身近な基礎自治体が、県を介さず国に直接働きかけたり、県の許認可を待たずに地域課題に対応する等、市として主体的な行政運営ができるようになるためには、周辺も含め、自治体の体力がある今のうちに、できる限り早く移行することが重要」と、その意気込みが説明されました。
保健所を単独設置することとも了承されたこととなりますが、これは、保健所を独自で持つことによって、独自の健康福祉施策を展開するためとされています。「新しい形の保健所像」を実現するために、費用をかけてでも単独設置するとされました。
しかし、その独自施策の具体像がなんなのか、これまで議会から何度も質されているものの、その点が未だに示されていません。
今回の補正予算では、中核市移行の市民説明をするためのパンフレットが作成されることとなっており、今後市民説明会も開催されることとなっていますが、保健所単独設置、2段階設置も含め、今後市民への十分な説明が求められます。移行に伴う細かなことが今回は議論されなかったため、今後その点の精査もしていきたいと思います。
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