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私の志 〜政治を志したきっかけ〜

私が政治を志したきっかけ
平成元年、松本に生まれた私は、あらゆる場面で「私たちの暮らす社会は、これから深刻な少子高齢化、人口減少局面を迎える」という話を繰り返し耳にしてきました。
「自分にもなにかできることはないだろうか」と強い危機感を抱き、高校卒業後、NPO活動や社会起業について学んでいましたが、2011年3月に発生した東日本大震災をきっかけに、社会の仕組みを変えることに携わりたいという思いが強くなり、政治を意識し始めました。
松本にUターンで戻ってから、公民館活動や若者による地域おこし団体の活動に取り組んだことで、子どもの頃には気付かなかった松本の魅力をいくつも発見することができ、それと同時に、さまざまな課題があることも知りました。松本に暮らす若い世代の意見や抱える問題を共有する中で、その声や地域への思いを市政に届けたいと思うようになりました。
いくつか手法がある中で、当時平成生まれの政治家がいなかったこともあって、私は政治というアプローチで生まれ故郷のために力を尽くしたいと考えるに至り、平成27年の松本市議選に立候補。
「県内初の平成生まれ議員」として初当選させていただき、1期目の4年間、「将来の松本のために」という信念のもと、妥協せずに議員活動に取り組んできました。

令和時代に、東京以上に選ばれる松本を目指して!
今、私が一緒に年齢を重ねてきた平成という時代が終わろうとしています。
この30年間で情報技術や価値観、働き方、家族形態は大きく変わり、日本は、世界中でどの国も経験したことのない「人口減少型超少子高齢社会」という困難な局面を迎え、その影響はこの松本でも確実に現れています。

松本市資料より抜粋
4月1日に新元号「令和」が発表されました。これからも変わり続けるあたらしい令和の時代を迎えるにあたって、「令和時代に選ばれる松本」となるためには、それぞれの課題に対して先んじて手を打つ必要があります。
時間や場所に縛られない働き方を支援し、多様性を認める共生社会を推進し、待機児童を解消する。また、時代にあった経済・交通の基盤を整備し、高齢になっても、障害があっても安心して暮らせるよう、災害や病気から命と健康を守る都市にすることも不可欠です。
これまでに、「自然や文化・歴史が豊かで、それでいて便利で住みやすい。 松本が好きで、本当はここに残りたいんだけれど…」と言って多くの友人が市外に出て行くのを見てきました。そんな「けれど…」を、同世代の視点で解消していきたいと思います。
東京一極集中解消の兆しが見えない中、地方へ人を戻していこうと、政府でもさまざまな施策が講じられています。野村総研による成長可能性ランキングなど、さまざまな場面でポテンシャルを高く評価されている松本市が、暮らし・観光・仕事という点で、これからの時代に東京以上の選択肢となれるかどうか。これは、この松本の未来のみならず、私たちの国の行く末をも左右することになると私は考えています。
私が生まれ育った松本で、次の世代の子どもたちにも、私と同じように松本を愛し、誇りに思ってもらえるように、妥協せず真剣に議員活動に取り組んで参ります。また、そのことによって、これまで私を育ててくださった松本地域のみなさんへの恩返しとしたいです。