なぜ投票率は下がり続けるのか。市民から期待される「議員」ではなく「議会」へ
こんばんは、最年少松本市議の青木たかしです。
当選後、最初の公務となった信州花フェスタ2019の開会式。公式テーマソング「笑顔の花束」がとても良い感じです。
長野県出身のシンガーソングライター、まり子さん。
今日の花フェスタ開会式で、作詞作曲された公式テーマソング「笑顔の花束」が披露されましたが、メロディも歌詞も馴染みやすく、歌声もマッチしてとても良い曲でした! https://t.co/c1yju7gnwT— 青木たかし(最年少松本市議会議員) (@aoki1230) 2019年4月25日
これから全市的に各種事業が展開されて行くので、みなさんもInstagramでタグを付けて、一緒に盛り上げていきましょう!
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昨日付市民タイムスより
私は今回の当選以来、考えていることがあります。
こちらは、これまでの松本市議選の投票率の推移です。
なぜ、選挙をするたびに投票率が下がってしまうのでしょうか。先日、このことについてインタビューを受ける機会があり、
・候補者が有権者に訴求し切れていない(候補者であった身としては、反省すべき点であると同時に、改善できなかった悔しさがあります)
・若い人は価値観や趣味・嗜好が多様化していて、選挙の優先順位が低くなっていると体感している
・お年寄りの方は、投票所までの移動手段がなかったりする等、何らかの理由でそもそも投票することができない状態にある場合が増えている
ことを挙げました。
現実的な問題は期日前投票所を拡充すること等、議会で意見を挙げていくとして、有権者の関心を高められない、期待をしていただけないことについては、どういった対策を講じることがいいかと考えています。選挙戦中は、意識的に政策を街宣カーで訴え、街頭演説にも積極的に立って詳細を説明するように努めてきました。
1期4年間の活動を通して感じたのは、「議員」としてというより、「議会」全体として市民の期待に応えられているのかという視点の重要性です。
そこで、選挙戦を通して、こちらの項目4「二元代表の議会を目指し、議会権能を高める」ということを訴えてきました。
これからの松本市議会では、住民の声を拾う機会を一層充実させ、提出された議案に対して慎重に議員同士で研究・審査する機会を設けるようにすることができないか、政策立案や条例制定を議会として取り組めるかといったことを検討していきたいです。そして、行政に対して是々非々で向き合うことが当たり前で、そのスタンスの方がスタンダードとなるような、そんな松本市議会を目指して取り組んでいきます。
ひとつの目に見える取り組みとして、若い世代が今よく使っている媒体として、YouTubeをうまく活用することができないか、いつも考えています。私はこれまで動画コンテンツをあまりだしてきませんでしたが、他の政治家のYouTubeを見ると、政策的な主張をしていることで視聴者に堅い印象を与え、結局視聴回数も伸びることがないというものばかりです。大衆に迎合した過激なものであれば視聴回数は伸びているようですが、それら以外に多く視聴され、反響のあるものが見当たらず、コンテンツのあり方を含め、その有効な活用策を見出せていません。
こんな使い方はどうか、こんなコンテンツはどうか、というものがあれば、ぜひアイディアをいただければ幸いです。会派として動画を挙げているケースも見受けられ、ひとりで撮影するばかりではないのかもしれません。
当選証書もいただき、現在会派構成が進められています。思い起こせば、私が4年前に当選した頃、会派というものがどんな意味を持っているのかまったくわからず、とても混乱した覚えがあります。
まだ流動的でありますが、目指す議会改革にあたって重要な要素であるため、また状況が固まり次第、みなさまにもご報告できればと思っています。
それでは、また明日。