市が取り組むイオンモール渋滞対策まとめ
こんばんは、最年少松本市議会議員の青木たかしです。
昨日の続きで、市でまとめられているイオン渋滞対策の詳細です。
市が実施する渋滞対策は、あくまでも「次世代交通政策の一環」として行われます。
来店自動車の総量を減らすために市が主体となって開店前に取り組むのは次の3つです。
1,パークアンドライドの充実 → 大庭駅に60台の駐車場を設置することが補正予算案に計上されています。
2,市街地路線バスの充実 → 便数を2.7倍に増やすことが補正予算案に計上されています。
3,市民歩こう運動の展開 → 市民・市の職員・イオンモール・市内事業者に「車を使わず通勤しよう」「車を使わずに買物(イオン)に行こう」という運動を広げていくとのこと。
次に、開店後に市が主体となって取り組むのは次のものです。
1,バス運賃をICカードで支払えるシステムの導入
2,スマホでバスが今どこを走っているのかわかるようになるバスロケーションシステムの導入
3,信大横田循環線の休日便数の増加
4,各所に設置された拠点のどこでも貸し借りができるコミュニティサイクルの導入
また、イオン周辺のハード整備も行います。
5,日の出町通り(東部交番のある通り)のカラー舗装、路肩拡幅、歩道整備 → 地図上でいうと、緑の破線部になりますが、カラー舗装と拡幅については6月補正予算で計上されました。
6,秀峰学校前からあがたの森交差点までの無電柱化や拡幅 → 地図上のオレンジ色の部分になります。
この他、商店街と連携した情報発信や公共交通利用啓発、電子マネーを使ったポイント優遇等ができないか検討はしているとのことですが、以上が、本市として取り組むあるいは取り組んでいるイオン出店に伴う渋滞対策、次世代交通政策です。
私は今回、これ以外の対策があるのか今議会一般質問でお聞きしましたが、新しい対策は出てきませんでした。
この他の取り組みは、全てイオン側が費用負担をして取組むこととされていますので、今日はここまでとして、明日以降でまとめます。
それではまた明日。
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