松本駅再開発計画で、中心街・地域経済の活性化を。明日連携協定締結へ。待機児童への対策など、6月議会での市長所信表明
こんばんは、最年少松本市議会議員の青木たかしです。
月曜日から始まった6月定例会。現在来週火曜日の一般質問登壇に向けて、鋭意質問作成中です。
定例会の開会日には、いつも市長がそのときの懸案事項などを表明する所信表明があります。今回そこで触れられたのは次のテーマでした。
昨日付市民タイムスより
1,松本市で取り組んできた食品ロス削減運動30・10運動が、国で食品ロス削減推進法として可決され、10月30日を食品ロス削減の日として制定された。
松本市の取り組みに由来するもので、「地方から国を動かそう」の成果のひとつとなった。ベラルーシで子どもが汚染食品に直面する中、日本では大量に食品を廃棄していることに問題意識を持ったことから松本市では積極的に取り組んできた。外食における持ち帰りの推進につなげていきたい。
2,市民満足度調査の結果が公開された。平成24年度から毎年実施しているが、18歳以上の市民1,300人から、無作為抽出で回答を得て、暮らしに満足しているか、永住する予定があるかといった指標で、いずれも昨年を上回る評価を得ている。
3,松本の健康寿命について
平成28年は
男:80.61歳
女:84.58歳
H17年と比較して
男:+2.04歳
女:+1.75歳
と言う結果となり、いずれも延伸傾向にある。健康作りに市民が取り組んできた結果であり、受動喫煙対策として区域指定に新に取り組んでいきたい。
4,クラフトフェアは35回目を迎え、松本の一大イベントとして定着している。
公共交通での移動も多く、町の散策を通して魅力を感じてもらった。
5,OMFについて、去年は小澤征爾監督が松本に療養のために来られなかったが、今年は8月には来松して総監督として活動はしてもらえると聞いている。子どもに最高水準の音楽に触れてもらう機会としたい。
6,待機児童対策として、H29年10月から、正規保育士の採用増、嘱託の給料改善に取り組んでいる。3歳未満児を受け入れる園改修や、民間保育園の開園支援をしている。
残念ながら36名の待機児童があり、真摯にこの状況を受け止め、保育士確保にできることから着実に取り組む。
教育無償化のための補正予算措置を講じている。子育てを社会で支えるため、多様な施策を展開していく。
7,松本駅再開発計画について、H29年11月7日にJRとしての今後10年を見据えた開発「NEXT10」が発表された。松本駅では、駅ビルの建て替えや、東西口の未利用地の活用などが検討されることになる。JR東日本として、松本駅開発推進室が設置され、松本市に協力要請があった。中心街活性化と中枢中核都市の機能を高められるよう、6月13日に市とJR長野支社で連携協定を締結し、コンパクトシティの実現、関係人口の増加、地域経済の活性化などがはかられるようにしていく。
昨日付市民タイムスより
松本駅再開発計画は大きなニュースとして新聞でも報じられています。今回の一般質問で、その詳細や今後の方向性については質問をしていくつもりなので、またよろしければ傍聴していただければ幸いです。
それでは、また明日。