災害時にひとりでも多くの命を救うため、配慮が必要な人を掲載した名簿を統合。妊産婦・外国籍の方等は申請が必要です。
こんばんは、松本市議会議員の青木たかしです。
災害時は高齢者や障がい者、妊産婦、乳幼児、外国籍の方などが特に被害を受けやすい状況が発生します。
平成21年から、松本市では支援が必要な方は「災害時等要援護者登録名簿」を作成して日常も含めた見守りを進めてきましたが、平成26年から、災害時に関係機関と情報共有ができるよう「避難行動要支援者名簿」を作成して取り組んできました。
令和2年度4月から、この2つの名簿を避難行動要支援者名簿として統合して地域に提供することとなり、見守りや災害時の支援について更に実効性を高めています。
要介護3以上の方などは申請不要で名簿掲載されますが、災害時に自ら避難することが困難で、登録を希望される方については、名簿掲載申請書によって事前申請が必要です。自動登録の対象となっているか確認するには、こちらの画像からご確認下さい。
また、外国籍の方、妊産婦の方で登録を希望される方は、こちらのページに申請書が掲載されています。
避難行動要支援者名簿について 松本市ホームページ https://www.city.matsumoto.nagano.jp/kenko/fukushi_hiroba/shien_plan/hinankoudoyoshiensya.html
今回の名簿は共助・互助を進めるために整備するものですが、地震発災時には地域の方も被災することになるため、別に「自助」の備えをしていくことも重要です。新型コロナウイルスが猛威を振るう中、県内では地震が頻発しています。いつ起きてもおかしくない大規模地震に備えるため、この機会に備えをすすめていただければと思います。